等持院 2

2つの池と枯山水

等持院の庭は一度に造られたわけではなく時代の流れの中で様々な人の思いが込められています。おとなしく控えめな庭園と言われます。もとあるものを尊重しようという心があってのことなのかもしれません。自然のなかに心を重ねる古来からの信仰心を肌で感じます。 写真は方丈庭園です。方丈は1616年に福島正則が創建した妙心寺塔頭(たっちゅう)の海福院の客殿として建てられました。庭園は20世紀に入って整備されたものです。2つの池の池泉回遊式庭園は四季を通してみる人々を楽しませてくれます。

等持院 1

元々は2つあった等持院

1つは足利尊氏によって創建されました。東は高倉通り、西は室町通りに至り、御池通から北へ二条通りまでの広大な敷地にありました。<参考範囲を示したグーグルマップ>高倉御池に鎮守社として置かれた御所八幡宮が現在でも残っています。尊氏は戦没者の冥福に資するために衣笠山麓に等持院の別院を築いた。2代将軍義詮(よしあきら)の追悼記に「仁和寺の等持院」と記されているため元々は仁和寺の塔頭か子院の1つだったようです。それぞれ北等持院、南等持院とも称されていましたが、応仁の乱で南等持院が焼失してしまいます。残った北等持院が等持院と呼び改められることになり今に至ります。

道案内

拝観時間:8時~17時(16時30分受付終了)
     12月29日~翌年1月3日14時まで拝観不可
拝観料:大人500円中学生以下300円
特別拝観:10月初旬の日曜日を入れた5日間 寺宝展あり

交通:京福電車(嵐電)等持院駅から徒歩10分
住所:京都市北区等持院北町63

📞075-461-5786